困ったトキだけカミダノミ

波山坊主による寺社仏閣散歩

伊勢原 大山阿夫利 3 下社〜奥社

高低差200Mの女坂を終えると整備された
道が見えてきます。

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朝方ですので人も少ないです。
朝の力は特別だというのは海でも山でも
同じだと思うのです。、


そして下社へ


見たかった景色!朝日と鳥居

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獅子山もキラキラ輝いてるかの様でした。

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そして写真撮りたかった人の少ない社殿

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登山前に祝詞を奏上し登山の安全祈願をしました。隣には浅間社が有りますが何故か写真ブレブレでしたので割愛。


天狗の石板です。大山伯耆坊様という
大天狗です。大勢の人々が触ったんでしょう
ね、とても薄すぅーくなってます。

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大山はやはり修験道の山ですね。

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さて山頂へ向かって登山開始です。セルフ

御祓を済ませ階段を見上げる、、、、と
いきなりエグいw

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実は大山寺からの太腿蓄積ダメージが少々ありまして割とゆっくり登りました。


そしてずっとこんな道とか

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夫婦杉を超えてからもずっとこんなとかw 

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やがて富士見台に到着

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富士山を此処で見た事がとっても
嬉しい事もかった。普段より数倍嬉しい。
ここまで登ってくると登山ビギナーな
僕なんかは完全に"無"に。
せいぜい次の足を何処に置けば少しでも負担はないか?ぐらいしか考えられない!


この感覚は私が普段サーフィンをしている時と似ています。"無心"です。この無になる感覚が様々に身に纏ってしまった物事を消してくれるのではと思うのです。

禊に近いものかと思うのです。


石仏も余計な事考えず無になれと。

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鳥居が見えて来ました。

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そして遂に!

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高龗神社!(開いてません)


神奈川を見下ろします。スゲー綺麗! 

薄っすらと江の島見えます。

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大山阿部夫利神社本社(開いてません)

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大山阿夫利神社奥社(空いてません) orz.......

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山頂に着いたのが8時30分でしたからね
1時間30分ほどかかったのですね。

後から聞いたのですが週末は神職さんは

10時頃来られるみたい。(登山にて)


どこも開いてませんでしたがそれぞれにお参りし、無事山頂に来れた事だけのみ感謝を
お伝えしました。逆に言えばそれ以外の願い(言葉)が脳裏に浮かびません。


朝食を食べて下山です。
皆さん様々に用意されていてキャンプ用品
コンロ多かったですね。そういうのも

楽しげで興味でました。


さてと、、このまま来た道を戻っても良いの
だけど初大山阿夫利だから景色を見ながら
ゆっくり降りる事にしました。


降り始めての1歩て気づいたのが太腿の筋肉痛のヤバさ。サッカー部だった頃の様な懐かしき痛みなのでここから余裕も無く写真有りませんw

 

そう言えば先週のサーフィン後に

 

酷い副鼻腔炎で困っていたのですが、(汚い話しで申し訳ないですが)山頂で突然鼻がムズムズして大量に鼻をかみました。

すると突然全回復!!

デドックス作用ですかね。

 

見晴らし台コース(右周り順路)から来られる
イカーも多くケーブルカーが動いたのだと
気づきました。込んでいたのて足早に。


誰も立ち寄りませんが素晴らしい
御神木にあえました。此処でもご挨拶。

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そして滝が見えて来ました。
気持ち良い場所です。

終盤の二重社と二重滝

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此処まで来るとソロソロ登山も終盤です。
怪我なく無事に戻ってこれた事を感謝
ここで10分ほどぼーっとしてました。
そして参道にもどってきました。


大山の登山を終えて下社に戻りご挨拶
朝とは打って変わって凄い人でした。
ケーブルカーを使えば1時間ちょいぐらいで山頂に行ける気軽さは素晴らしいですね。


皆さん登山前にお参りをしイキイキされてます。その歳で、、、という方も大勢居ます。
登山に年齢は関係ないのだと思わされますね。

 

大山は間違いなく修験道の山であり厳しい
箇所有りますが先人がキチンと整備されており
迷うこともく奥社へ辿り着けます。


大山には素晴らしい山岳系の神様がいらっしゃると桜井識子さんはご自身の著書で書かれてました。登山を終えてみてそれが少〜し理解できた気がしました。自宅から僅か数十分の場所
に素晴らしい霊山があるのに昇らなかった事が理解出来ません。

 

またすぐ登りたくなるのです。 


大山寺に寄って帰るつもりでしたが
この御波動に包まれたまま帰宅したくなり
予定を変更してケーブルカーや女坂は使わずに男坂で下山しました。


男坂は言っときますがエグさしかないですw
登って来られる人は這ってくる人も居ました。私は女坂をお勧めします。


エグい階段を降りきると追分社に出ます。
今日一日の安全を感謝しました。


生涯大山しか登らない、大山以外に登る気がしないという人と話した事があります。不思議な事言うなーとその時は思いましたが、ほんの少しだけ意味が理解できた気がしました。

 

24時間365日登れる素晴らしい山岳系神様の御山はそうそうないのかもしれません。