伊勢原 大山阿夫利 1
2019年10月の最終日に登山しました。
一番近くて遠い霊山、それが私にとっての
大山阿夫利でした。何故今まで登らなかったのか?理由はわかりません。
毎日の様に眺める御山
当たり前の様にある御山
単純に身近過ぎて後周しにしていた?
神仏に興味を持たなかった以前の私なら登っても何も感じなかったからかもしれません。
するとやはり時期はあの時だったかと
大山阿夫利は神奈川県民であれば子供の頃から一度は登っていますが(見晴らし台ルート)私は生まれが異なるの初登山でした。
標高 1252m
数字だけ見ればさほど高くない山ですが予想外にハードでした。(ノーケーブルカー)
大山の神様といえば大山祇大神。
様々な寺社を巡ると大山祇大神をお祀り
しているお社に出会います。
数年前の1月に伊勢にて大雪に見舞われ
伊勢から神奈川へ帰途の安全をお願いしたのが伊勢神宮の大山祇大神でした。それは
他ならぬサガミノクニの山の神様でしたから!
その後、御殿場の山神社、三峯神社なども然り
「近々登らせて頂きます!」
と約束をあちこちでずーっとしてました。
神仏との約束は絶対ですからね。
紅葉シーズンの大山は混雑するので
ケーブルカーの動く前の薄暗い早朝からゆっくりと下から登山を開始しました。
山は基本全て歩きたい派ですのでツマーは無しです。霊山はソロ登山に限りますねw
パーキングに車を止めてこま参道を歩きケーブルカーの脇からスタートします。
https://www.city.isehara.kanagawa.jp/bunkazai/docs/2012100400770/
伊勢原文化財サイトより画像をお借りしました昔の登山マップだそうです。なんか格好いい。
サイトには昔の大山の貴重な画像も有りますので是非に。
今回は女坂から大山寺を目指します。
程なく女坂と男坂に分かれる分岐に追分社が有ります。
此処は戸隠中社の祀神にて参拝させて頂いた
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)様がおられました。
偶然とは言え嬉しいもんです
しっかりお参りさせて頂き出発しました。
春の阿智から先日の戸隠ときて
地元で八意思意兼命様ですもん。
古来よりここで身支度をするスタート地点。女坂には信仰的な見所も有るのですが今回は単に登山ですので部分は割愛とさせて頂きました。
追分社からゆっくり歩くと30分くらいで多少の勾配は有りますがスンナリ大山寺に出ます。ここはウォーミングアップ。
途中に前不動
八大龍王社
*
大山では一番古い建物らしいです。
昔は現在の追分社の位置に前不動
現在の標高700mの下社の位置に大山
寺があったそうです。
ハードな男坂を登ると現在の下社にストレートに行けますので当時は前不動→大山寺の参拝順序だったのですねー!
因みに男坂は景観も無く修験道的なエグい階段だけなので今回の登りはスルーしました。
程なく大山寺に到着です。
続く