相模國総社 六所神社
波乗りの後にフラリと訪れてみた
相模國総社 六所神社になります。
総社って何だろうと調べると
*wikiより*
第10代崇神天皇時代、出雲地方の氏族がこの地に移住した際、祖神である「櫛稲田姫」を祀り、【柳田大神】と称し祀ったのが始まりとされています。
大化改新後、相模国の一之宮寒川神社、二之宮川匂神社、三之宮比々多神社、四之宮前鳥神社、平塚八幡宮の分霊を合わせて祀り、相模国総社六所神社となったのだそうです
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つまり総社として出雲の神様とサガミノクニの一宮〜五宮までの神様の合祀の神社って事なんですね。何と豪華!因みに櫛稲田姫命様は素戔嗚命のお妃様です。
また、
この辺りに奈良〜平安時代に国府がおかれその際の神事、政務の中心として栄えたそう。現在も毎年5/5には神揃山にて相模国府祭(サガミコウノマチ)という1000年続く神事が行われてるのです。
相模国府祭で1000年続く神事「座問答」を体感せよ!|オマツリジャパン|毎日、祭日
私も神輿担ぎですが、此方の国府祭は何しろ6社の神輿が山に集まるのでこれは見事です。余談ですが茅ヶ崎エリアでは大磯とは反対に海に神輿を沈める浜降祭が一宮の寒川発で存在します。
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鳥居を抜けると左手に龍神様
伝説によれば櫛稲田姫命様が連れてきた龍神様だそう。反対側のは弁財天社が有りました。写真取るの忘れた。その他、稲荷大明神様など。割愛。
本殿は後北条氏の奉納となっていました。
此方は拝殿です
そしてコレコレ!太い〆縄(大黒〆)
出雲で作っているそう。出雲との繋がりが今も残っているのですね。神奈川では秦野の出雲大社相模分社以外では出雲造りの注連縄は珍しいと思います。
古代史はともかく、出雲から入植した人々の歴史が今も残ってるとは驚愕です。
付近には渡来系の伝説の高麗山の高来神社もあります。北に向かえば大山の麓の古代外国人の神様、比々田神社(桜井さんの著書より)など皆さん一体どうやってこのサガミノクニに訪れたの?という気持ちになります。
古代の日本人は今より柔軟に見知らぬ人間を受け入れていたのかもしれませんね。
サラッとしか訪れませんでしたが素敵な神社でした。女性の神様らしく朗らかで柔和な雰囲気に溢れてました。気がつけば我々だけになってました。
いずれまたゆっくりと訪れたいと思います。
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そうそう海上がりによく行くのは此方のお店。基本居酒屋だけにメニューが豊富でお値段もお手頃だと思います。