宇都宮二荒山神社(ふたらさん)
下野国一之宮、30年ぶりの参拝
僕は子供の頃に父の仕事の関係でこの地に数年間住んでいたことがあります。
当地では「ふたらさん」と呼ばれ一身に崇敬を集めて、日光の二荒山神社は『ふたあらさん』と呼んでいた記憶があります。
宇都宮市内の繁華街のど真ん中にある小高い丘の上の神社です。
街の風景は大きく変貌しましたが交差点向こうの角の和菓子屋さんなどはそのまま。夏の宮祭りには山車や神輿が街の埋め尽くし露店が立ち並び、子供ながら友達と夜の町をフラフラと遊ぶのが夏の楽しみでした。
鳥居から階段へ
中断に摂社が幾つか。
総門
拝殿
人が途切れる事無く参拝されてます。
そしてこんなに広かったのかぁと記憶無し
拝殿の向かって右隣には須賀神社.市神社
個人的に此方がとても気になりました。
天王祭の親神輿が有りましたよ。
狛犬さん達のお顔にとても愛嬌があります。
向かって左には稲荷社や摂社があった様ですが
須賀神社を参拝中に餃子屋さんからコールが
入りまして残念ながら撤収。
来らっせの宇都宮餃子
色んな店の味が楽しめます。
子供の頃はこの辺も全て遊び場で
ただ懐かしさで一杯でした。この日は慌ただしく参拝したので特に何も感じず仕舞いでした。
食事を終えてドンキホーテ脇の此方へ
宇都宮二荒山神社 下之宮
鳥居から道路を挟んで斜向かい、ドンキの横に此方のお社が昔から鎮座されてます。現在は屋根が建てられ市民の休憩場も兼ねてますがく相変わらず全く目立ちません。
子供の頃からポツンと何故ここに有るのか不思議でした。
ご由緒を拝見すると
"下之宮は古代、荒尾崎とよばれる丘陵地で元宮地。此方に鎮座された後に当時の国造に白ヶ峰と呼ばれる(現在鎮座地)地続きの峰(高台)へ地移動された由。"
成る程この地は古代は山(丘)だったそうです。長い歴史の中で山は掘削され街道になり現在地にお鎮まりなられたそう。
そんなわけで上.下之宮、何方も豊城入彦命様をお祭りされてます。確かその様な神社があったような。
上宮を慌ただしくお参りしただけなので
改めて此方で帰途のご挨拶。
参拝するのは初なので感謝とご挨拶
この日は気温35度の猛暑日でしたが
祝詞を奏上していると四方八方から涼しいとても強い風が吹き込んで来ました。
清々しい良いお参りができました。
宇都宮二荒山に来られたら是非上、下之宮セットで参拝されると良いかもしれません。
次回行く機会があればもう少しゆっくりと拝観してみたいと思ってます。里宮なのですが何故か山の神社の雰囲気漂う不思議な神社です。