困ったトキだけカミダノミ

波山坊主による寺社仏閣散歩

箱根 九頭龍社

漸く訪れることが出来たのは
元宮と箱根神社の参拝からコロナ禍を
挟みの半年後の夏になりました

(2020年 7月)

パーキングに車を駐車し遊歩道から九頭龍の森を目指して歩きます。

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その日もゴキゲンに暑い一日でしたが湖畔は嘘の様に涼しい風が神山道を通り抜けてます。季節だからでしょうか?鳥の鳴き声も美しく可愛いらしい蝶がたくさん舞っていました。


元リゾートコテージの道路なので参道という訳ではないのでしょうけども下加茂神社の礼の森を歩いたのを思い出しました。

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やがて九頭龍の森に到着。
600円を支払いエントリー先ずは白龍社へ参拝

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「半年前に湖畔で見かけたのはもしや??」
 とお尋ねしてみました。

 

なーんてね!ゼンゼン分かりませんw


龍神様のお姿とか、パワーとか全然分かりませんが不思議と真夏を忘れるほどキンと清涼とした温度を感じました。そもそもあの日芦ノ湖で不思議な体験をしなければ此方を訪れる事も無かったのかもしれません。

 

訪れる事が叶ったご縁として御礼申し上げました。いずれ改めて季節を変えて訪れてみたいと思うのです。そのぐらい良い感じです。


白龍社から九頭龍社本宮へ向かう最中
右を向くと開けてこれが、、神山です。ここに
佇むと心地よいです。

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秀美な風景を愛でて少し歩くとやがて

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やがて九頭龍社の真横に出ます。

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手水が下なので船で来るのが前提なのかな?
テテテッと降りまして先に弁財天様

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廃仏毀釈の頃に人知れずお姿を消したという恩賜公園の岬にいらした例の弁財天様なのかなー?と思いました。何方かに大切に守られながら現在は此方に鎮座されたのだと信じたいですね。

力強い弁財天様の隣の御神木(多分)

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弁財天社の真裏からピーン飛び出す若木
、まるで依代の様ですね。

九頭龍社に向いてます。

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入江から湖畔

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他の参拝社ファミリー さんが亀を見つけたと楽しい声が聞こえてきまして、それは縁起良いなーと。羨ましく覗いて見ましたが見つからず、時間を置いて再び見たら我々も会えました。

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この場所がメインではないかと思うほど
心地良く楽しい場所です。


さて九頭龍社に参拝です。

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手水

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人が絶えず訪れるのには驚きました。
その割に参拝時には祝詞を奏上できる
くらい人が途切れたので神様に感謝

をいたしました。


青紅葉の木から1本だけ紅紅葉が出てる

不思議木

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拝殿の装飾はビューティホー

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当たりまえの事言いますね。
此方は多分土地が特別な気がします。


祈るだけでポジティブな気分ちになれます。
だからアレコレ願うよりも慎ましく自然の
エネルギーをお分ち頂くべき所なの
かなーとも思うのです。


現生利益云々も我々にも大事です!が

ここを訪れるだけでも十分だと思いました。


この後帰途にて我がツマーは車中にて突然深く眠りだし→帰宅して眠り→翌日も1日中寝ていました。(いや寝過ぎダロ)


私には分かりませんが彼女は強い御神気を受けたのかも知れませんね。とても気に入った神社だとツマーは言ってました。とても心地良く楽しかったと。

 

全くスピ、占い、神仏に興味の無い人が言うのだから不思議だと私は思ってます。

 

安彦良和さんの描く古事記

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皆様は古事記日本書紀をじっくり読まれた事が有りますでしょうか?

 

オリジナルはともかく、解釈本など。
作家との相性は非常に重要ですが
神話だけに誰も知り得ない考察や推察の枠からの話なので仕方ない事であるが、、いかんせんスピ考察系YouTuberと同レベルに思えてしまうw


反面、考古学者の研究論文ベース本は知識がハイレベル過ぎてモー理解が難しく(笑)ページが全く進みません(笑)

おおよそ神話であるなら人間味溢れる脚色があるぐらいのほうが記憶に残りやすい訳で、神話と言われれば幾つかの御伽噺の断片を知る程度のレベルです。



Mid 80'sに少年期がヒットする私にとって
作家の安彦良和さんというお方は揺るがなく
機動戦士ガンダムのメカニカルデザイナーで
あります。

先日、浦沢直樹の漫勉neo - NHKにて安彦氏の作画をTVにて拝見出来たのは奇跡だとおもってます。


そんな安彦さんの描く新解釈古事記をの存在を全く知らなかった私はのっけから打ちのめされてました。見た事がないくらい非常に柔軟な人間味溢れる魅力的な描写作品で、今から30数年前の作品だという年数ギャップすら微塵も感じさせてくれないのです。


纏めて以前購入しておいた安彦氏の日本神話
3部作を読み切った。


作品は
第一部 ナムジ(大国主)
第二部 神武編
第三部 ヤマトタケル

と分かれています。


その頃にリアルタイムで知っていたならば
今以上に神仏に親近感を持っていたのかも?
いやいや、今だから現在の拙い知識レベルで理解できつつあるのか。

いや巡り巡って今読むから楽しいのですね

 

"ナムジ"とは出雲の大国主の人生を描いたものです。大国主という謎めいた人物がどの様に出雲で人間を生き抜いたかという物語である。

 

"神武"はナムジの続編となり大国主の子を

賀茂建角身命(カモタケツノミコト)=八咫烏鴨武角身命として創話しカムヤマトイワレヒコによる東征を描きます。

当然そう描く? その事件、その方?
タイムラグ有るけど?ボスキャラ?大丈夫?

とツッコミ所は満載。

でも良いのです。

 

作品毎に読み終えると案外こうでも良いな〜と納得してる自分がいたりします。

神話はそもそもファンタジー要素も有るので倭国動乱、北九州説、出雲、纏向、素戔嗚、卑弥呼そして現代人の我々が神と敬い尊ぶ古代の方々に安彦氏が新たな命を吹き込んでいます。


漫画ならではの利点としては2次元であるので
登場する神々に(通常長い漢字の名前のみ)我々
がイメージを持ちやすいのが特徴。


また同時に注訳に安彦氏の参考文献、選択説
なども詳しく記載されてあるので神話歴史に基づく安彦氏の仮説の解釈を分かりやすく私の様な素人にも伝えて下さる。


ヤマトタケル編の後半は既に廃刊になっている部もある様ですが、古い作品ですので現在はKindleでも購入可。

そんなに高価ではないです。


機会があれぶ是非3部作をご覧になって下さい。謎めいた伝承もあながち理解出来なくはないのです。そんな中

もはや古事記はこれで良しと納得してる自分がいます(笑)

 

 

 

宇都宮二荒山神社(ふたらさん)

下野国一之宮、30年ぶりの参拝


僕は子供の頃に父の仕事の関係でこの地に数年間住んでいたことがあります。

当地では「ふたらさん」と呼ばれ一身に崇敬を集めて、日光の二荒山神社は『ふたあらさん』と呼んでいた記憶があります。

 

宇都宮市内の繁華街のど真ん中にある小高い丘の上の神社です。


街の風景は大きく変貌しましたが交差点向こうの角の和菓子屋さんなどはそのまま。夏の宮祭りには山車や神輿が街の埋め尽くし露店が立ち並び、子供ながら友達と夜の町をフラフラと遊ぶのが夏の楽しみでした。


鳥居から階段へ

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中断に摂社が幾つか。

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総門

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拝殿

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主祭神豊城入彦命
(トヨキイリヒコノミコト)


人が途切れる事無く参拝されてます。
そしてこんなに広かったのかぁと記憶無し


拝殿の向かって右隣には須賀神社.市神社
個人的に此方がとても気になりました。
天王祭の親神輿が有りましたよ。

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狛犬さん達のお顔にとても愛嬌があります。

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向かって左には稲荷社や摂社があった様ですが
須賀神社を参拝中に餃子屋さんからコールが
入りまして残念ながら撤収。

来らっせの宇都宮餃子

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色んな店の味が楽しめます。


子供の頃はこの辺も全て遊び場で
ただ懐かしさで一杯でした。この日は慌ただしく参拝したので特に何も感じず仕舞いでした。

 

食事を終えてドンキホーテ脇の此方へ


宇都宮二荒山神社 下之宮

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鳥居から道路を挟んで斜向かい、ドンキの横に此方のお社が昔から鎮座されてます。現在は屋根が建てられ市民の休憩場も兼ねてますがく相変わらず全く目立ちません。

 

子供の頃からポツンと何故ここに有るのか不思議でした。

 

ご由緒を拝見すると

"下之宮は古代、荒尾崎とよばれる丘陵地で元宮地。此方に鎮座された後に当時の国造に白ヶ峰と呼ばれる(現在鎮座地)地続きの峰(高台)へ地移動された由。"

 

成る程この地は古代は山(丘)だったそうです。長い歴史の中で山は掘削され街道になり現在地にお鎮まりなられたそう。

そんなわけで上.下之宮、何方も豊城入彦命様をお祭りされてます。確かその様な神社があったような。

 

上宮を慌ただしくお参りしただけなので
改めて此方で帰途のご挨拶。


参拝するのは初なので感謝とご挨拶
この日は気温35度の猛暑日でしたが
祝詞を奏上していると四方八方から涼しいとても強い風が吹き込んで来ました。


清々しい良いお参りができました。


宇都宮二荒山に来られたら是非上、下之宮セットで参拝されると良いかもしれません。

 

次回行く機会があればもう少しゆっくりと拝観してみたいと思ってます。里宮なのですが何故か山の神社の雰囲気漂う不思議な神社です。

善光寺3 不動堂

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本堂を離れる前に1枚。もう誰もいません。

 

善光寺ではお朝事に合わせて何と5時台から
御朱印の受付を行われてます。こんな早くから、、ですよ。此方も凄いホスピタリティ。


こんな時節ですのでもう最近は書置の場合は頂かないのですが、善光寺様では手書きでお受けして頂けるとの事で本来は納経しての御朱印ですが今回は特別に。


御朱印と同時に気になってのがご本尊の姿。

御前立もそれなりに薄暗くよく見えなかった

のが本音です。ですので代わりにこの様な御姿印を頂きました。

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飛鳥時代の仏様が此方かと、、と思いを馳せてみたり。信濃に到着した経緯が面白いです。

(ネットでご検討になれます。)

 

お朝事の素晴らしさで満たされたので帰途に。

ふと右手を見ると天台宗のお寺本坊。

護摩堂が有りましたので此方も参拝。

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日本三大不動尊との事です。

お参りの許可を尋ねると「どうぞ」と了承頂いたので遠慮なく堂内に上がらせて頂きました。

 

仏説聖不動経〜南無三十六童子〜南無八大童子、御真言、般若心経と読経させて頂きました。時間にして数分にも関わらずお不動様に向き合う度に緊張します。

 

曖昧な心待ちでは向かい合う事すら憚られる

その様な感じ方をする一尊です。

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思えば私が神仏を敬う全てのきっかけはお不動様でした。最近はコロナ禍故に敬愛する不動尊にめっきり詣でてない事を思い出しました。早く地元に戻ってお会いしたくなりました。

 

大勧進を出て振り返ると善光寺は蓮の池の色彩と共に美しく聳え立ってました。

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一生に一度は善光寺と言いますが、

一生に一度は朝善光寺を是非お勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

善光寺2 "お朝事"

*イラスト画像は本堂のご案内-境内のご案内 | 信州善光寺

よりお借り致しました。

 

*堂内画像は遠くとも一度は詣れ善光寺 | ながの観光net

よりお借りしました。

 

鐘の音が響きお朝事が始まりました。
天台宗のお坊様達の数人の詩吟のような唄でゆっくり始まります。シンプルなトーンの唄ですが抑揚が美しくやがて音の海に乗る心地。
言葉なのか?唄なのか?解りかねますが
ピタリと抑揚のみでリズムを取るので実は
相当難しいのでは? 

(*声明と呼ばれる歌との事でした。)

 

やがて

此方のイラストで言う⑨の辺りにて。

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1枚目の陣幕が上がり2枚目の龍の陣幕が揺れて光を浴び動いてるかの様な錯覚を覚えます。陣幕の先には段が有り貫主様が密教らしいモーションで大きく手を回し扉を開けます。

とてもエモーショナルな瞬間です。

 

その際朝日が本堂に入り込み堂内が色を変えながら変化していきます。本堂の二十五菩薩様に朝陽が当たり堂内は益々神々しくなります。

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貫主様が瑠璃段で読経を始めますと
周りのお坊様の声も重なり反響し合います。
暫くするとお貫主様が此方をお向きになり

 

大きな通る声で「南無阿弥陀」と繰り返し
我々に功徳を与えて下さいます。

 

般若心経の読経にて天台宗のお朝事は

終了しました。


次に浄土宗のお朝時が始まります。

 

現れたのは藤色の袈裟を羽織った上人様。
静かに読経が始まりました。
初めて浄土宗の観行を体感しました。


拙い知識ですが、、
浄土宗は天台宗を学んだ高僧の法然上人が仏教が当時の上流階級の模範宗教と化し衆生に何も救いの無い事を憂い、やがて阿弥陀仏の教義に辿り着き「南無阿弥陀」とさえ唱えれば身分性別を問わず救われると教えた方です。


善光寺は無宗のお寺ですが、天台宗と浄土宗が共に歩む事で古来より多くの人々の救済を可能にしたのだと分かります。

 

私にお声をかけて下さったあの御婦人も浄土宗の信徒様なのでしょうか?教典を開いて真っ直ぐ読経してました。その姿は眩しい以外に言葉が見つかりません。


この様な神仏との向き合い方もあると理解した上で祈りとは何かを再び考える良い機会を頂きました。


信仰とはあの御婦人の様に真摯に祈る心から溢れる産物なのでしょう。


やがて上人様の澄んだお声で
「なむあみだぶ」を唱えてる時に私は足を崩して瞑想していました。その時脳裏に差し込むイメージは見覚えの無いものでした。


①何か白い袈裟?生地?布袋?の様な物を綺麗な滝壺    で洗う場面
②山の頂きから足を止め雄大な自然を眺める場面

 

何を意味するかサッパリ分かりません(笑)

 

もしや迂闊にも一瞬寝てしまい単に夢を見ただけかもしれませんけど。理解出来たのは善光寺はそんな不思議な場所だという事です。


その後私の周りには宿坊に泊まられてる方々が
お朝事の後に次々に祈願されてました。
きっと此方の仏様なら叶う筈だと思った

次第です。

 

その後階段下での結縁なども行いましたが、もはや頭の中はあのイメージで一杯になっていました。

 

 

 

 

善光寺 1

2020年 9月
8年ぶりの参拝。

毎年訪れてる小布施の栗を堪能しノリで長野に宿泊しました。

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夕食は地酒を楽しみ散歩してますと善光寺が夜間ライトアップしているなーと気づきました。21:00近かったので無理かなー?

と一応行く。

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仁王門


近づく、怖っ!2割増しで怖い

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踏み潰されそう!

ここでピタリとライトが消消灯!
どうにか見れました。

 

善光寺の参道ではウォーキングする方
寝ない赤ちゃんを連れて散歩するママさん
仕事を終えて帰宅する方々
それぞれの生活に此方を大切に利用されてる
素敵な場所だと理解しました。なんか良いですね、そーゆの。

 


翌朝は善光寺の"お朝事"に参加してみました。

朝のお勤めですね。

 

今年はコロナ禍にてお数珠頂戴も中止。

本来ですとお坊様のお数珠をカツンと頭に当てて頂ける有難い所作。

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早朝5時30分に到着すると人は疎ら。
ウォーキングコースとしてローカルの方は
それぞれの参道のお地蔵やお堂に一礼一拝しながら本堂へ入って行かれます。


本堂へ入り内陣へのチケットを購入

【堂内は撮影禁止】ですので画像少なめです。

 

善光寺は二つの宗派が管理をしていながらも無宗派という大変珍しいお寺です。何でも創建が古過ぎて(古代仏教伝来時レベルにて)宗派が云々とか言う以前の歴史深い善光寺だそうです。

 

現在は天台宗と浄土宗が其々に管理されております。


▪️天台宗 男性の貫主様 (1回目)
▪️浄土宗 女性(上人様)     (2回目)

つまり365日行われる行われる朝事は2部に

分かれているのです。

 

5時50分から始まるお朝時ですので正面で
座って待っていました。薄暗くて良く見えませんでしたが仏像らしき方々が奥に

座しておりました。後に分かりましたが、正面の仏様達は善光寺創建の方と伝わる本田善光様とご家族の像です。此方がご本尊だと思いました。

 

一番前にお座りなられてる親切な御婦人が
「正面ではなく是非左の陣幕の前でお参りされるとご本尊様の御前立てがよく見えますよ」と教えて下さいました。なる程!ご本尊は正面では無かったのですね。(何も調べないからw)


その御婦人は毎日お参りに来られてる雰囲気で現れる全てのお坊様にも1人づつ丁寧に会釈し、我々の様な観光で来た人々にもそれぞれ丁寧に優しく応対して下さってるのです。

 

善光寺の信徒様達の信心、そして

そのローカルホスピタリティに感銘しました。

信心とはこうあるべきと学ばざる得ません。

 

やがて天台宗のお朝事が厳かに始まり

ました。

 

 

 

 

 

高尾山 下山 その後

本堂の上には鳥居が有り、其処には神社である本社飯綱権現社をお祭りされてます。

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階段脇には不動明王様の眷属、三十六童子様達も足元をしっかり護っておられます。


天狗社と稲荷社がありますが
薬王院では荼枳尼天をお祀りされています。

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コロナにて暫く豊川稲荷にも参拝出来てなかったのと、この日がたまたま荼枳尼天様のご縁日だったので有り難くお参りさせて頂きました。


高尾山 薬王院
良い感じでMIX(習合)されている事で古来の
日本の宗教感を体感出来る貴重な御山なんだなとしみじみ納得。

 

先程は仏式で真言宗護摩祈祷して頂き護摩札には神様(飯綱大権現様)の波動を入れて頂くわけですね。でも権現ってどんな意味なん
でしょ?

 

私的な雑感ですが、時々自身も迷いますが神仏習合のお寺でどう祈るも我々の自由で良いのかも。大切なのは信心と再認識。


飯綱権現様とは、修験道山岳信仰が融合した中間の神仏なのかと理解しています。
(なんと語彙力の無さよ)


奥の院 浅間社を周り、山頂まで。

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気持ち良いので帰途は徒歩にてゆっくり1号路を降りました。1号路の最終地点でふと後を振り向くと前回と同じ様に黄色い木の葉がヒュンと頭上から足元に落ちて来ました。きっと霊山では登山、下山の道中に神仏は必ず側にいて下さるのだと思うのです。


駐車場に到着。


車を走らして数分、、
私は突然急な眠気に襲われました。寺社仏閣を巡ったり、護摩祈祷を受けるとこの様な事が起こります。直ぐに停車し、
大抵、10分ほど目を瞑ると元に戻るのですがこの日は5秒で落ちて30分もぐっすりと眠りに落ちたそう。


やがて入れ代わる様に
妻が横で眠りに落ちました。
そのまま帰宅して更に2時間ほど寝ていました。その日は起きずw
そんな不思議な体験を致しました。


身体は2人とも快調です。


後から知りましたがお力の強い御護摩
を受けたり、寺社を巡ると強い神仏のお力
にて浄化や治癒を施して下さる場合が有るそう。過去に同様の体験を幾つかしているので、
そうであったら良いなーと心中思っています。

 

その晩不思議な夢を見ました。

 

私が座りながら鴉(カラス)を愛でているのです。まるで家族の様にずっと一緒だったかの様。

 

てか、カラスって何?? えー!