困ったトキだけカミダノミ

波山坊主による寺社仏閣散歩

阿智神社 奥宮

阿智神社の奥宮は里宮から車で10分ほどの

場所にあります。ここは天表春神(あめのうわはるのみこと)の墳墓とされています。

 

2つの川の合流する突き出しの半島に御坐す奥宮。古代の神聖な墳墓のような場所に有ります。古の祭祀場だそうです。

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数台停められる駐車場から

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暗い階段を上がります。

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突然開けた台地に出ます。
鬱蒼とした階段のイメージとは異なる明るく清々しい場所でした。

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光と水と大地のエネルギーが集まる森

拝殿の正面には近年整備された
石の舞舞台が有ります。

 

社殿にて感謝と祝詞奏上する途端
木の実の落ちる音パタパタと社殿屋根に。

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そんな最中 どなたかの気配を後ろから、
確実に砂利石を踏む音を聞いた。
別の参拝者さんだと思い拝殿前を譲ろうと

振り向くと誰も居ない。僕の後ろには石舞台。
砂利の音は入口の付近だよなー?
聞こえない筈なんだけども。

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拝殿の真横にあるこの木の向こうに石段と鳥居が有ります。古代祭祀の岩を見学し写真を撮り振り階段を1段降りると目の前にストンと小枝が落ちてきた。

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再び拝殿で祝詞を唱え帰途の
ご挨拶すると私の真横の右側に気配を感じ頭を上げると真横確実に誰方かいらした。
正直、「うおっ」と声を出し驚いてしまった。

でも不思議と全然怖くなかったのを覚えてる

 

ふと半島の台地から下の水流を見たくなり
奥へと行くと突然滑って転んだ。

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その倒れ方が謎で普通に尻餅をつく
(尻→足)ではなく、


フワリと背中を支えられピタリと背中
斜面にをついたのだ。
まるで斜面に寝転んだかのよう。
転んだ衝撃は全くなく
滑り台で寝ながら降りた感覚に近い。
転んだ足先は木の根、周り草に覆われてましたが崖でした。

 

うわーこれは助けてくれたのかも。

落ちてたらやばいやばい。


この地には星空を見に来ました。
神社にはさほど期待をしていなかったのですが期待を裏切られる素晴らしい宮に感動しました。

優しく美しき力溢れる奥宮です。
気持ち良く参拝ができました。
次訪れる時にも詣でます。