困ったトキだけカミダノミ

波山坊主による寺社仏閣散歩

今宮神社

2019年の夏に訪れました。

京都を巡るようになって
歴史と見所が多すぎて候補になってい
ながら未だ訪れていないエリアでした。


私は歴史や神仏、妻はスイーツからと
それぞれアプローチは異なりますが、、
偶然一致した神社でして。そして旅行1週間にTVで一文字屋和輔のあぶり餅を紹介しているのを見ました。


「わっ!絶対ここ行く!」妻
「今宮?桂昌院様の神社、、?」と私
という流れで予定外でしたが訪れる事に。


玉の輿で有名なあのお宮です。
八百屋の娘さんから将軍の母になった事で有名ですよね。

 

で、私はと言えば、少々引っかかっていて
今宮神社、、、って??? 
そうだ!桜井さんの著書でもう一柱の牛頭天王様と記載されていたあの神社かも!(その時ちゃんと読んでませんでしたw)
と思い出したのです。



京都の北区の上賀茂神社に行く途中バスからに美しい朱色の美しい門を見ました。まるで、ここは祇園のようですね。

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バスで通る北区の景色は何となく観光地感もなくローカルな佇まい。ボーッと何故ここに牛頭天王様なのかと考えてました。
バスから外を眺めてると紫野という文字やアナウンスが入って来ます。


僕が知ってる限り古都京都において"野"つく
土地は風葬地だったと聞いてます。(古来、日本では火葬の習慣が無く遺体は鳥葬や風葬で放って自然のままにしていたそうです。)


衛生状態も最悪な初夏から真夏に
現れるのが疫病です。
祇園の八坂神社しかり、人々は疫病を恐れ
神として祀り祟りを鎮めたそうです。
全国にある天王社、夏の天王祭りは
そのような背景もあるわけで。


少々気になりググるとやはり
紫野、蓮台野 風葬地となってましたので
多分ビンゴです。


さて
門前のあぶり餅屋さんを抜けて

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境内に入ります。手水を済まし右側へ歩いて行くと門が有ります。
その奥に座すのが牛頭天王様です。

八坂神社の朱色とは異なる落ち着いた黒
が格好いいです。そして何やらドーンと大きな気配も感じますね。

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私は特に霊感なども有りませんが天気も助けてか、爽やか清らかな神社という気配では
有りません。お寺の仏様に会いに来た感じ。
これが牛頭天王様なんかなぁと。

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初めての参拝なので願掛けよりもむしろ来れた事を感謝しました。境内は様々な摂社が有りました。てか、結構多いですね。時間の都合で割愛。とても静かな佇まいでしたが特に何も反応も無かった気がしました。

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でもここは好きなタイプの神社です。
人も暑いせいか少なく2組いらしたぐらいで空いてましたよ。


例の縁起物のコレを買いました。

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しかし何と言うか境内はメチャクチャ激しく

蚊に刺されます。一つ一つ摂社の判を押すのですぐが、その間に無防備な短パン素足に容赦なく蚊の採血になります。余りに痒過ぎて

足を掻きまくりました。

 

あぶり餅屋さんにてお茶をしました。

ふと足元を見ると白の靴紐が出血で真っ赤!
えー!足首を見たら掻きむしりすぎたのか?
いやそんなに傷や痛みは見当たらないけど
結構出血してました。
靴紐をトイレで洗うレベル(涙)


神社にて血は穢れですもんね。


ナルホド、反応も無いわけです。
目下出血中の人が来たらそりゃ神様も
引きますよね。大変失礼しました。

 

なので
蚊除けのスプレーは多め散布必須です。


一文字屋和輔のあぶり餅!

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とても美味しュアございました。これ

小さくていっぱいはいっちゃうな。