困ったトキだけカミダノミ

波山坊主による寺社仏閣散歩

戸隠 奥社と九頭龍社

戸隠の5社巡りラストになります。

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天気は曇りがちなものの何とかキープ、
昔来た時はやや遠かった
イメージでしたが案外そうでもないですね。

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靴を登山シューズに履き替えて、軽くトレッキングモードに。狛獅子様もチェック。

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随身門からは突然空気が変わります。

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ここから向こうは神域とハッキリ分かれます。何も分からない私でも分かるくらい荘厳な山の空気です。妻に合わせてますので大分ゆっくり歩きました。


杉の参道が美しい

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途中に左側に飯綱大明神のお社が。
飯綱様は高尾山でもお世話になりましたのでご挨拶。意外と皆さん立ち寄りお祈りをされます。確かに何故かグッと引き付けられる
感覚でした。修験道の聖地です間近に
飯綱山ですもんね。写真は撮れませんでして。


美しい杉並木をに癒されながら
やがて石畳みの様な階段を抜けると、、

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右手に水神様の祠があります。
ここでは帰りに少しだけ立ち寄りました。

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そしてとても歴史深い狛犬様達に会えます
両方にご挨拶をし、奥社へ向かいます。

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手前に九頭龍社からご挨拶
後で画像見て気づきましたが
フワッと鈴の手綱だけ動いてますね。

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大人気の奥社

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その奥社脇にひっそりと佇む祠から
強い御神気。

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明らかに温度が異なります。何故か恐れ多くて
手を合わせられずにいられませんでした。


この日は土曜の週末という事で大勢の方々
が参拝していました。お社ソロの写真が欲しい所ですが時間的に厳しいのです。暫くベンチで待っていたり、タイミングを伺ってましたがとてもとても無理。


そこで、図々しくも可能で有れば神様に数秒だけブログに載せる単体の写真を撮りたいと
お願いしました。すると、どうでしょう!


人の波がピタリと途切れ誰も来ない時間が現れました。7秒ほどでしょうか?
それが上の画像です。撮り終えるとまた、わーっと人の波が押し寄せます。


そのままベンチに座り心から神様、眷属様にお礼を申し上げていますと特別紅葉シーズンでもないのに奥社正面右上の木々から落ち葉🍂が雨の様に落ちてきます。そして強い風も吹いていない心地良い日でしたが視線の先のモミジの木の枝の葉だけまるで手のひらを下に向けて手首を回したような動きでずっと細かく揺れているのです。


修験道の地だけに小天狗さん達が木々を揺らしてるかの様なイメージでした。あんなモミジの葉の揺れ方を見たのは初めてです。見る力が無い私にわかる様に教えてくれたのでしょう。


奥社に来ると皆さんサッとお参りされて帰るのですが、木々に囲まれた空(頂上付近)からは戸隠山の神気滝の様に流れて来ます。(の様な気がするだけw)です。ですので暫く座って戸隠の山の御波動を浴びる事事を学びました。

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妻が御朱印を頂くと。奥社、九頭龍社、戸隠の
神様、眷属様にお礼を言い社務所へ。
すると顔にパラっと雨が落ちて来ました。

ほんの少しだけの雨でした。


5社巡りが終わるとこんな枝折りを下さるのですね。知らなかったw

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次はいつ来れるか分かりません。名残惜しくゆっくりと杉並木の参道を歩きます。
山門を越えるとタイムスリップから
戻った感覚でした。上手く説明できないの
ですがあの混雑とは自分達は別次元にいた
錯覚に落ち入りました。不思議ですね。


狛犬様にも挨拶し入口へと

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両脇に水溜り程度の細やかな小川が流れてます。70台後半ぐらいのオバちゃん達が子供の様に「いたよ、いないよ」と楽しげにしています。自分普段は人に積極的に話す方ではないんですが、つい「何がいるんですか?」と尋ねるとそれはメダカでした。


聞くと昔はその小川の水量も今より多く、綺麗な魚が多く泳いでいたそうです。
オバちゃん達が居なくなり、妻と目を凝らしてると可愛いメダカが泳いでました!
本当でした。


そして漸く鳥居の前に近づく位の位置で
コツンと私の爪先になにか落ちてきました。
それは小さなドングリ。本来は神域の物を
持ち帰るのは何ですが、、


今回は何となく「また来いよ」的に感じ入り、一旦預かり今度来る時にお返ししようかと持ち帰りました。

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そんな小さな約束を戸隠でして来ました