困ったトキだけカミダノミ

波山坊主による寺社仏閣散歩

高幡不動尊の荼枳尼天様 2

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有料ですが本堂の裏の奥の院では平安時代からある大きなお不動様を間近に拝観できます。

これは相当オススメです。

そこへの道程に館内にて保管されてる様々な仏教宝物も見学出来ます。


その日は護摩焚きの時間が迫ってきたので概ねスルーで足早にお不動様へご挨拶に向かう途中、一度も見た事ないエリアに意識と視線とをヒョイ向けられた気がしました。


なんとそこには「荼枳尼天曼荼羅図」が!
何故? 荼枳尼天曼荼羅図??
しかし超鈍い自分は「??」呑気にへぇ!不思議だなぁとだけ。


その後モヤモヤッとする気持ちが
ずーっと
ずーっと
ずーっと残ります。


妙にあの稲荷社が気になり意識にお稲荷様が
残るのです。再び調べてみると
神社ではハッキリと宇迦之御魂神様、
寺院では荼枳尼天様とを別神仏として
お祀りしていたのです。


つまり僕は全く人違いor神仏違いも
甚だしくお参りしてたわけですね。
稲荷社の近くの空海さんでお参りしてると
大きなアブがブーンと顔近くをかすめて威嚇してきたし。

 

これはイタイ妄想ですが眷属稲荷神様が
「お前相当大勘違いしつつしかも願掛けてるけど鈍いからハッキリ知らせたる!」 と、イラつかせたのかもしれませんねw


その日護摩き終えて最後に一礼をばと
(しつこい↑)ご挨拶に向かうと
ラストは青く美しいトカゲ君に出会ました。
それを何か嬉しく思ったのをおぼえてます。


知らないとはいえ無礼なもんですw
これが僕と荼枳尼天様の最初の出会いでした。