困ったトキだけカミダノミ

波山坊主による寺社仏閣散歩

金子稲荷大明神 1

川崎の内陸、柿生の王禅寺という所に
琴平神社が有ります。大きな鳥居で直ぐわかります。

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素敵な神社ですが今回は此方の琴平神社ではなく少し離れた高台の御本殿のお隣にご鎮座される小さな金子稲荷大明神についてです。お稲荷さんと私の失敗について記載してみようと思います。

 

数年前になりますが仕事で毎週通るエリアでしたので時々参拝してました。


少し離れた小高い丘に琴平神社の御本殿が有ります。

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手水舎の奥ら辺には車道を挟んでの森に小さいながら手の入った稲荷社が有りました。

琴平神社本殿の側ですので此方は神社の摂社と
思い込みお参りしました。


きっと昔は山の尾根続きだったんだろうな
という丘の雰囲気。宅地開発によって
離れたのでしょう。後ろには
琴平さんの神式墓地も有りました。


稲荷社の狛狐には明治と記載されていた

以外その他の詳細は不明。
記念碑も有りましたが私には読めず。
隣の琴平様のちび狛犬様が安政
なってましたので同時代かなと予想。


此方の稲荷社を初めて訪れた時に普段様々に訪れる稲荷神様とはやや異なる印象を受けました。少々厳し目というか、一見さんお断りの様な。

でもそれは強く凛とした眷属神というイメージという意味です。


私にはその手の力は無いので
あくまで全て私的感覚と雑感です、


何はともあれ参拝を終え帰宅。
その日からモワッと何かしらの
違和感が心に残りました。
少々気になり当時ネットでいくら
調べてもその稲荷社の創建や琴平神社との
関係も見つかりません。


というのは下の琴平神社境内で
神社職の方々に尋ねてもあの稲荷様は
管轄もしておらず全く知らないとの事。
となると古くからある地域の鎮守稲荷様
なのか?

(この地域は農家も多く稲荷社は複数有ります)


お名前も有る、鳥居も有る。
お榊も交換して有ります。

正一位幟も有りました。鳥居の注連縄には
紙垂も。ただ勾配のきつい坂の上ですので
普段参拝者はほとんど居ません。
お散歩で上から時々来るくらいでしょう。


今となってはあまり覚えてませんが
礼儀知らずに、初日からいきなり何らかの

願掛けをしたかも知れません。唯一覚えているのはこれから時々お参りさせて頂きますと約束した事でした。


ただその時、私には、何かこう、、

私にやや排他的な空気感を覚え(誰君ぃ?)的な
理由は分かりませんが此方の
稲荷様と私はイマイチ相性が合わないとかもと
想像すらしました。


後日お稲荷さんへのマナーをを知ることになります。


"むやみやたらに他所の稲荷の小祠や
知らない土地のお稲荷様に願掛けをし
ないとの事。
お稲荷様はとても親身渾身的に
サポートして下さる神様ですが代わり
に継続した信仰が絶対必要" 

 

神仏に向き合ったばかりで無知で何も
知らかったとはいえ少々軽率な行動だった
かも知れません。


翌週、お稲荷様にそんな軽率な行動の謝罪、そして実際、実際たまーに来れるレベルだし仕事次第では継続的に参拝出来ないかもしれない旨を説明をしに行かなきゃと決断しお供えを用意して伺いました。

 

続く