諏訪大社 上社 前宮
2019 4月に参拝
どういう訳か全然興味を持てなかった諏訪と諏訪大社。神社は大好きだが諏訪大社はなんかね、大体4社もあるし今度でいいやみたいな。(謎) 毎回そんな感じだった。
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週末を利用した小旅行の目的地に到着するのには最短で南諏諏訪インター経由、つまりその先の茅野でワザワザ降りなくとも良かったのだけども、、
ただその日はそれが何故か出来なくて
上手く説明出来ませんが、
(そういう気がおきなくなったというか) それで
茅野で降りるのを事を何となく選んだのです。
IC降りると諏訪大社 上社 前宮の前に出るわけですよね。
時間があるにも関わらず、妻に促されても、それでも未だスルー通過するつもりでいた私(謎)
(どんだけ興味ないねん)
しかし鳥居を道路から見た途端、突然気持ちを
ザザッと鷲掴みされたかの様な錯覚。そもそも其方にご鎮座されます神様が
どちらの諏訪大社かすら知らなかったのです
キュンとパーキングに停めて
サッと手水を済まして
狛犬さん達にご挨拶
階段を登ると 目に入る
"十間廊 "
此処では100年ほど前までは諏訪祭事の中心であったとの事。その際に沢山の鹿の頭や獣の頭を奉納したとか?えと?大凡神社らしからぬ奉納品。
そもそも血とか穢れとかと距離を置くものと思ってましたが、まるで"またぎ"の収穫祭。
でも後から見ると
こんな雅な雰囲気なんですね〜
末社にもペコりとご挨拶
少し歩くと、民家の脇を通り丘陵の上に
お社がありました。これは初めての光景でした。
遥拝所の様な雰囲気です。
湧き出る生きた湧き水に包まれた不思議なお社。此方で手水を使も可能です。
山の神様?自然の神様 、いやいや大地の神様??んーそゆの僕には全然わからないw
ただ、いわゆる天孫降臨とか、お伊勢様とかの厳かさとは別物。雰囲気はめっぽうワイルド。建物は伊勢神宮の遷宮の際の材料らしいけど。
御柱を1本づつ触りながら時計回りでお社を回る。(前宮だけ全ての御柱を触れるそうです)
拝殿裏手に回ると想像を絶する
太いチカラの神木を見る。
グインと地面から曲がる大きくうねる力
畏敬の念で思わず手を合わせ祝詞を唱えてしまう。
本殿脇の木が蛇に見えました。
本殿に再び参拝とご挨拶。祝詞を唱えてると
大きな風が本殿の社に向け吹いた!
まるで僕の背中を包み押す様に。
春といえ信州はまだ寒い!
でも爽やかな冷たくない大きな風の中にいた。
ここは諏訪大明神が最初に訪れた地との事。
それはもしかしたら神話の御代、いやその前?まるで古代人の王様の墓所の様だ。何故かって?全然神社感無いです!で、少し調べると此処は古墳だという。そしてこの辺りには古墳群があるらしい。それなら納得。
古代の神様が今もこの地を守ってる感か凄い。
スワノクニの地に来たらまずは挨拶に来いと言う事だったのかもしれない。
不思議なものでここから私は嘘の様に諏訪の地に魅了されていくのである。
未だ見ぬ諏訪の3社はこの半年後に詣でることになるのです。